世界中で起こっている航空トラブルをまとめたウェブサイト、The Aviation Herald について。
こんにちは。
突然寒くなりました。ようやく12月らしい気候の到来という感じがします。
風邪をひかないよう体調管理に留意しなければなりませんね。
今日は風がとても強かったです。こんな日でも飛行機は相変わらず飛んでますね。パイロットの方々は、今日のような悪天候でも飛行機を飛ばしているんだなぁとそんなことを感じたわけです。
もちろん100%事故が起きないというはずはありません。それでも、トラブルなく、無事にフライトを遂行する。これって当たり前のようですが、それは、訓練やシミュレーション、入念な事前準備に裏打ちされたパイロットの方々の高い練度によるものであろうと、空を見上げて感心致します。
それでもやはり、重大性の大小こそあれ、航空事故は世界のどこかで毎日絶えず起こっていることもまた事実であります。
The Aviation Heraldというwebサイトをご存知でしょうか。
世界中で起こった、自家用機や軍用機を除く、コマーシャルエアラインでの航空トラブルについての情報を提供しているWebサイトになります。
トラブルを起こした航空会社、機種、トラブル発生場所、発生日時、トラブルの概要が見出しにまとめられており、見出しをクリックまたはタップすると詳細を知ることができます。
FAQに目を通してみますと、深刻度の小さい事案から順に、
Incident
(死傷者を伴わないものの、通常の安全運行から逸脱した場合)
Accident
(死傷者を伴うインシデント)
Clash
(墜落等、搭乗者全員が死亡し得る事故)
と分類されています。
Reportとは、公式の事故調査レポートに関する記事のようです。
直近の例ですと、
昨日2018/12/7には3件の航空トラブルが起こったのです。
そして、注目すべきは、毎日、世界のどこかで、なんらかの航空事故が起こっているという事実です。機体整備に起因するトラブルも中にはありますし、パイロットの技量だけで語ることのできるものではないかもしれませんが、それでもパイロットが占める責任が大きいこともまた事実でしょう。
ただ飛行機を飛ばすのではなく、乗客とともに、危機的・絶望的状況から生還することもまたパイロットの使命なのだと、冷たく吹きすさぶ冬の風に、私が目指すパイロットという仕事の重い責任を感じた日でありました。
最近はあまりチェックしていません。が
たまには時間を見つけてチェックしたいものです。
それでは今日はこのへんで。